新型インフルエンザ東京都内の高校で初の集団感染


  1. 教育情報サイトeduon!ホーム
  2. 教育ニュース
  3. 高校
  4. 新型インフルエンザ東京都内の高校で初の集団感染

高校 新型インフルエンザ東京都内の高校で初の集団感染

06月12日10時34分

東京都は11日、港区の私立正則高校の3年生8人と教師3人の新型インフルエンザ感染が確認され、感染者は計13人になったと発表した。都内では初の学校内での集団感染で、私立正則高校は17日まで1週間の休校を決めている。

 国内の新型インフルエンザ感染拡大は、関西では下火になったものの、6月に入って東京都や千葉県、福岡県で学校の集団感染が発生し、5日以降で100人以上が新たに確認された。11日には初の集団感染となった私立正則高校の生徒、教師ら11人の他に千葉県で7人、福岡市で3人、神奈川県と川崎市で2人、秋田県、山梨県、神戸市で各1人の感染を確認した。
 今回の新型インフルエンザ感染拡大を受けて、世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は11日午後6時(日本時間12日午前1時)、ジュネーブの本部で記者会見し、6段階の警戒水準を「フェーズ5」から最悪の「6」に引き上げ、世界的大流行(パンデミック)を宣言した。
 しかし、政府はフェーズ6引き上げ後も検疫強化はしない方針で、渡航や入国制限もしない。国内対応も、新たな対策は示されない見通し。

掲示板 このニュースについて掲示板のトピックを立てる