３連休の中日で、多くの地域で夏休み最初の日曜日となった７月１９日、海水浴場や川で事故が相次ぎ、全国で５人が死亡した。午後７時１５分頃、東京都大田区の多摩川で川遊びをしていた高校１年の男子生徒２人がおぼれた。通報で駆け付けた消防隊員が２人を救助したが、すでに心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。
警視庁幹部によると、１人は日体荏原高校１年の内山雅大さん（１６）で、もう１人の身元の確認を進めている。池上署によると、２人はクラブ活動の後、仲間６人とともに河川敷に遊びに来ていた。水深は約２・５メートルで、２人は川の中で発見されたという。現場は国道１号（第二京浜）そばの多摩川大橋緑地の護岸。一帯にはサイクリングコースやボート小屋があり、対岸の川崎市側にはゴルフ場などがある。
３連休の中日となった７月１９日、各地で水難事故が相次いだ。千葉県いすみ市の海岸では、埼玉県三郷市の会社員鬼塚清史さん（２９）がおぼれ、間もなく死亡。鬼塚さんは仲間２人と遊泳禁止区域でカキを取っていた。新潟県佐渡市椿尾の海水浴場では、波にさらわれた知人女性を助けようとした東京都板橋区、会社経営、鈴木法夫さん（４４）が沖に流され死亡。岐阜県各務原市の木曽川では愛知県愛西市の男性会社員（２３）が、それぞれ遊泳中に死亡した。
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