厚生労働省は、平成24年3月に高校や中学を卒業する生徒について、平成23年9月末現在の求人・求職・内定状況を取りまとめたところ、高校生の就職内定率41.5%と前年度より微増していることがわかった。調査の対象は、学校や公共職業安定所からの職業紹介を希望した生徒。
高校新卒者の就職内定率は、41.5%で前年同期比0.9ポイントの増。就職内定者数は約7万2千人(同2.1%の増)、求人数は約16万人(同5.9%の増)、求職者数は約17万4千人(同 0.1%の減)、求人倍率は(被災3県の状況)0.92倍(同0.05ポイントの増)だった。
岩手県では就職内定率48.9%で、前年同期比5.5ポイントの増。宮城県では就職内定率33.8%で、同6.3ポイントの増。 福島県では就職内定率36.8%で、同3.8ポイントの増だった。