十文字中学・高等学校、Libry、凸版印刷、生徒の自律学習を実現する「セルフモニタリング学習」推進協定を締結


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高校 十文字中学・高等学校、Libry、凸版印刷、生徒の自律学習を実現する「セルフモニタリング学習」推進協定を締結

配信元:私塾界 03月28日07時39分

株式会社Libry(東京・千代田区、後藤 匠 代表取締役CEO)と凸版印刷株式会社(東京・文京区、麿 秀晴 代表取締役社長)は、学校法人十文字学園十文字中学・高等学校(東京・豊島区、横尾 康治 校長)との「セルフモニタリング学習」推進協定を締結した。

デジタル教材プラットフォーム「Libry」、凸版印刷の小中学校向けデジタル教材「navima」、および「教育系YouTuber葉一」の授業動画などを数学の授業内で活用し、生徒の理解度や習得度に合わせて個別最適化された授業プログラムを共同設計し、2022年4月より実施する。今回の取り組みにより、数学の得手不得手にかかわらず、生徒が自ら立案した計画に則り、デジタル教材を活用した自律的な学習に取り組み、成功体験を積み重ねることで自己肯定感の醸成と学力向上を目指す。

 十文字中学・高等学校では、「サイエンスパークの完備」「プログラミング講座の実施」「東京薬科大学と高大連携協定を締結し特別授業を実施する」など、STEM(科学、技術、工学、数学)教育に力を入れ、理工系分野を志向する女性の育成に取り組んでいる。中でも基礎分野となる数学では、「習熟度別少人数制授業」に加えて、「数学講演会や見学会の実施」を行っている。
 今回の取り組みでは、「授業」という時間を、生徒一人ひとりの「理解度」「習得度」に合わせた形に個別最適化し、効率化を図ることで、数学的な探究活動をより充実させていくことを実現する。

■セルフモニタリング学習推進協定における授業内容
十文字中学・高等学校、Libry、凸版印刷は、2022年4月より実施する新たな「数学」の授業プログラムを共同設計した。
• ICTツールでカバーされた個別最適学習
• 教師による個々に応じた学習支援を実現
• 自律的学習できる生徒の育成
• 数学的な探究活動の充実

 デジタル教材プラットフォーム「Libry」を活用し、個別最適学習支援を行う。問題演習の途中でつまずいた生徒は「navima」で小学校の単元までさかのぼって学習し、早い進度で学習が可能な生徒は高校内容の先取り学習に取り組む。定期的なチェックテストで、知識・技能の習得度合いを確認する。教師は、教師用ツール「Libry for Teacher」で、生徒一人ひとりの学習の進度や理解状況をデータで把握し、つまずきの解消や個々に応じた学習支援を実現する。
 単元学習の初めに必ず目標設定と計画書の作成を行う。学力や希望進路に応じた計画を自身で作成、計画・管理・修正を繰り返しながら自己調整力を養うことを目指す。

■Libryの特徴
• 生徒の個別最適化学習を支援
• 生徒の学習状況を可視化
• 複数書籍を横断して学習
 Libryには「学習履歴」がデータ蓄積されるため、「挑戦問題」「苦手問題」などを生徒一人ひとりの理解度に合わせてレコメンドする。これまでの授業形式では難しいと感じられていた個別最適化学習を支援できる。Libry for Teacherでは、生徒への課題配信から結果の回収、集計までの業務をすべてオンラインで完結する。クラス全体や生徒個別の正答率をその場で集計できるため、生徒のつまずきを素早く察知し、指導に活用することができる。Libry独自の学習要素タグにより、複数書籍を横断して類似問題を抽出する。

■navimaの特徴
 子どもが「主役」の学びを実現するデジタル教材プラットフォームで、子ども一人ひとりが自分に合った学びを見つけ、自分のペースで学びを進めることができる。小・中学校の算数/数学・国語(読解/漢字)・理科・社会・英語の5教科に対応している。一例として「算数・数学」では従来から高い評価をいただいている「アダプティブドリル」に加え、ドリル回答中に利用できる解説動画など「おたすけ機能」を拡充することにより、「問題を解く」という学習体験だけでは支援しきれなかった、学習に苦手意識を持っている子どもを手厚くサポートすることが可能となる。「navima」はドリルの高機能化だけでは実現できない、子どもが自分のペースで学ぶ、子どもが「主役」の学習体験を提供する。

私塾界

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