学研 佐賀県立神埼清明高等学校で、認知症に関する出前授業


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高校 学研 佐賀県立神埼清明高等学校で、認知症に関する出前授業

配信元:私塾界 12月26日07時33分

株式会社学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、メディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉・さいたま市、山本 教雄 代表取締役社長)は、12月8日(木)に、佐賀県立神埼清明高等学校の生活・福祉系列2年生を対象に「認知症」に関する出前授業を行った。

今回実施した佐賀県立神埼清明高等学校の生活・福祉系列の生徒は、福祉の制度や介護の知識・技術を学びながら、認知症サポーター養成講座の講師としての活動も行っており、認知症について知識を深めたいといったことから、先生より依頼があった。また、同社の出前授業の取り組みとしては、今回が初めての実施となった。

<出前授業概要>
日時:12月8日(木)2授業枠分(10時~12時)
実施校:佐賀県立神埼清明高等学校(佐賀県神埼市神埼町横武2番地)
対象:生活・福祉系列2年生19名
授業形式:オンライン
授業名:認知症のある方のパートナーに!誰もが暮らしやすい社会を考える
講師:杉本浩司(メディカル・ケア・サービス株式会社 認知症戦略部部長/コーポレートコミュニケーション室室長)

<授業内容>
「認知症」をテーマに、なぜ高齢化社会が問題なのかや2025年問題、同社が取り組み85%以上の利用者の方に認知症状の改善が見られた「MCS版自立支援ケア」について伝えた。また、認知症の症状や認知症の方が当たり前に暮らせるための社会や周りのかかわり方を考えた。
 さらに、介護業界の人材不足を解消するにはどうすべきかや、大事な人が認知症になったらどう行動すべきかなどを個人ワークやグループワークを通して一緒に考えた。

 生徒からは、「介護の仕事はまだマイナスなイメージがあるため、そこを改善していく必要がある」や「大事な人が認知症になったら、最初はショックで受け入れられないが、これまでの恩をどうやったら返せるだろうかと考える」など、これからの高齢化社会に向けた前向きな姿勢が見られた。また、介護現場でのAI活用や、認知症サポーター養成講座の講師としての伝え方など、積極的な質問も多くあがった。

私塾界

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