新型インフルエンザにより各学習塾は休校・休塾処置へ【大阪・兵庫】


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学習塾・予備校・企業 新型インフルエンザにより各学習塾は休校・休塾処置へ【大阪・兵庫】

05月20日15時46分

新型インフルエンザの感染拡大防止のために大阪、兵庫で中学、高校が休校措置となったが、受験時期の子供にとって1週間の休みの影響はかなり大きい。
学習塾も休塾に入っているところが多いが、インターネットによる授業を継続したり、経営者が塾生の家庭を回る小規模塾も出ている。

 大阪市の大手学習塾に通う府立高校3年の男子生徒(18)は、塾の自習室が使えないのが一番困るという。
「周りが一生懸命やっているのでやる気が起きる。家では漫画を読んだり、友達にメールをしてしまって勉強がはかどらない」と話す。

 学習塾などが多い兵庫県の阪神地区。研伸館や開進館などの塾を運営する「アップ」は、大阪・兵庫両府県に設けた教室での授業を24日まで休み、自習室も利用禁止に。しかし、京都大や神戸大を目指す高校生向けにインターネット中継で実施している「ネット授業」は、20講座を通常通り行う。担当者は「休校が長引けば他の生徒にもネット補習などの対応を検討しなければならない」と話しているという。

 同県尼崎市潮江1の個人塾「カシオ学習教室」も休講を決めた。
だが、中間テストの時期に重なったため「どうしても指導してほしい」という声が多く、電話による指導や、マスクを着用しながら2~4人の少数指導だけは継続することに。

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