産経新聞(1月23日付)は、住友商事が23日、学習塾大手のウィザス(大阪市中央区)と組み、4月以降に米イリューシャン・テクノロジー社が提供するオンライン英会話サービスを全国の小学校向けに販売していくと発表したと報じた。
2011年度から小学校5・6年生で英語の授業が必修化されたことを受けての取り組み。 イリューシャンはオンライン英会話で業界最大手。実際に教員免許を持つ米国在住の教師とリアルタイムで会話できる質の高さが売り。英会話学習熱の高い韓国で多くの自治体が採用し、日本や中国の教育機関でも広がりつつあるという。住商は昨年、同社と提携し、日本での営業展開を開始。第1弾としてウィザス傘下の第一ゼミナールの約80カ所の教室で、日本人教師と米国在住の教師がチームを組み1,000名の小学生向けにオンライン英会話サービスを提供している。