浜学園が小学館・NTT西とテレビ活用し映像配信


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学習塾・予備校・企業 浜学園が小学館・NTT西とテレビ活用し映像配信

配信元:私塾界 12月11日08時34分

株式会社小学館(以下、小学館)、進学教室浜学園(以下、浜学園)、西日本電信電話株 式会社(以下、NTT 西日本)及びエヌ・ティ・ティラーニングシステムズ株式会社(以下、 NTT ラーニングシステムズ)は、効果的な家庭学習環境の提供を4社の協業により、進めることに合意したと発表した。

2013年4月よりドラゼミ受講者にテレビを活用した 講義解説の映像配信サービス「テレビドラゼミ」の提供を行う。また、2012年12月からは、浜学園の塾生向けにタブレット端末を活用し簡単に講義映像を視聴可能とす るサービス「シラベテ(SirBeT)」の提供を開始。今後も引き続き4社にて、ICTを活用した「家庭学習」をより効果的に実施する各種学 習コンテンツの開発及びサービスの提供をする。

家庭学習習慣の定着、家庭でわかりやすく、質の高い講義を簡 単、気軽、効果的に受講すること、及び親子で学習する機会を増やすことが重要と 考え、インターネット利用環境の拡大、大型テレビの普及、Android、 iOS などのタブレット端末の高性能化、低廉化の状況等を踏まえ、テレビ及びタブレ ット端末を活用した講義映像の配信サービスの提供を行う。                                                   

「テレビドラゼミ」の提供について 小学館ドラゼミの受講者に向け解説講義の動画配信サービス「テレビドラゼミ」を提供。解説講義は長年に渡って中学受験講義の経験を持つ浜学園講師によ り実施し、NTT 西日本が提供する「光BOX+(情報機器)」※1 と NTT ラーニングシ ステムズの e ラーニングサービス「ELNO」を利用し、各家庭のテレビを「スマート テレビ」として、高品質な講義映像を配信する。同サービスの利用により通信添削に加え、より効果的な家庭学習が可能となるという。

※1 本製品によるインターネットの利用には「フレッツ光」等のブロードバン ド回線、及び対応するプロバイダーとの契約・料金、ルーター等が必要 。また、本製品を利用するには、HDMI 端子付きのテレビが必要。

浜学園の「Web スクール※2」において、NTT ラーニングシステムズの簡単検索サービス「シラベテ(SirBeT)※2」の利用を開始。「シラベテ(SirBeT)」はス マートフォン、タブレット端末を使用し、テキストを撮影することにより該当箇所に 関連する講義解説映像を配信するサービス。本サービスは、昨年9月に実施した NTT サービスエボリューション研究所の「Kappan」技術を活用したフィールドトラ イアルの結果を踏まえ、NTT 西日本がプラットフォームとして開発し、浜学園が本格導入する。本サービスにより、簡単かつ効率的な講義解説の利用が可能となる。

※2「Web スクール」や「シラベテ(SirBeT)」の利用には、インターネット 接続環境として、「フレッツ光」等のブロードバンド回線、及び対応する プロバイダーとの契約・料金、ルーター等が必要。

各社の役割は以下の通り。

(1)小学館
 ・「テレビドラゼミ」の提供
 ・会員への光 BOX+の提供とフレッツ光の推奨 ・出版事業をベースとした、教育コンテンツや教育システムを活用した教育サービスの共同研究・開発・検討

(2)浜学園・塾生向け講義映像配信サービス「Web スクール」の提供
 ・講師による講義映像や中学受験教育コンテンツの堤供
 ・塾生への「シラベテ(SirBeT)」の利用促進とフレッツ光の推奨
 ・中学受験指導で培った講義手法、教育コンテンツ、教育システムや「Webスクール」で培った教育システムを活用した教育サービスの共同研究・開 発・検討

(3)NTT 西日本
 ・光 BOX+の提供及び取扱いに関するサポート
 ・Kappan 技術の商用プラットフォーム化
 ・映像配信プラットフォームの提供※
 ・フレッツ光回線の提供
 ・NTT 研究所の技術やその他の ICT の利活用による教育サービスの共同研究・開発・検討

※3 映像配信プラットフォームは NTT 西日本グループの NTT スマー トコネクトより提供している。

(4)NTT ラーニングシステムズ・Web 学習のプラットフォーム「ELNO」の提供
 ・映像の簡単検索サービス「シラベテ(SirBeT)」の提供
 ・NTT グループの教育事業会社として培った教育システムのノウハウ活用した新しい教育サービスの検討

このところ在宅学習への異業種参入が相次いでいるが、ここに来て大手出版社や通信会社までもが参入を表明した。大学受験がネットでコモディティ化すると異業種は唱えるのかもしれないが、果たして中学受験市場がネット配信によってでどこまで廉価にできるのか、それによって既存の塾のサービスを越えることができるのか、注目していきたい。

私塾界

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