栄光、市進が「アジアに活路」と日経が報道


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学習塾・予備校・企業 栄光、市進が「アジアに活路」と日経が報道

配信元:私塾界 01月23日08時05分

1月17日の日本経済新聞に「学習塾、アジアに活路 」の見出しで、学習塾大手(栄光、市進)がアジア各国の現地学生向けサービスに相次ぎ乗り出すと報じられた。同記事によると、栄光ホールディングス(HD)は4月、ベトナムで同国人の小中学生を対象にした学習塾を開く。市進ホールディングス(HD)はインドの教育大手と提携し、高校生の訪日学習ツアーを企画する。国内の受験競争で培った個人を対象とした指導ノウハウを生かし、若年人口が多く、学歴志向が強まるアジアで成長を模索する。

学習塾「栄光ゼミナール」を展開する栄光HDはベトナム人の小中学生に数学や英語、理科などをベトナム語で教える学習塾を開く。このほどハノイ市内で10階建ての新築ビルを賃借。最大で約500人の生徒を集めたい考えだ。講師は同社が育成したベトナム人で、受講料は月7000円前後に設定。同社では施設を増やしながら、中長期的に生徒数を1万人規模に増やせるとみている。

市進HDはインドの教育大手、ジー・ラーン(ムンバイ)と提携し、同国の高校生らが約1週間の日程で日本語や日本文化を学ぶ訪日ツアー「ジャパン・キャンプ」を企画する。第1回は10月に予定しており、富裕層の個人のほか、修学旅行など学校単位の需要を開拓する。ジー・ラーンの営業網を通じて最大で約300人を募集する。

同ツアーは市進グループの日本語学校、江戸カルチャーセンター(東京・港)で日本語を交えて当日のプログラムの説明を受けたうえで、各種の企業ミュージアムや東京スカイツリーなどを見学する。宿泊予約などの実務はJTBに委託。ツアー料金は1人当たり約20万円とする。

また、市進HDは、訪日ツアーに限らず、アジア各国での日本語学校の運営、講義映像の配信システムの販売といった事業を幅広く検討していく。

私塾界

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