メイツとウェブリオが英検2次対策向けスピーキング専用アプリを共同開発


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学習塾・予備校・企業 メイツとウェブリオが英検2次対策向けスピーキング専用アプリを共同開発

配信元:私塾界 01月10日08時26分

株式会社メイツ(東京・新宿区、遠藤尚範代表)と、ウェブリオ株式会社(東京・新宿区、辻村直也代表)は、ウェブリオが提供する「AI英会話ナンナ」の人工知能(AI)技術を用いた「英検®2次対策向けスピーキング専用アプリ(仮称)」を開発することを明らかにした。

メイツは、学習塾の英検対策ソリューションとして、既にタブレット学習アプリ「学習塾専用英検アプリ」を提供している。学習塾が英検講座を開く際には、専用カリキュラムの用意、指導ノウハウを持つ講師の採用、配点が高いリスニング対策環境の整備など多くの手間がかかる。メイツはこのような教育現場への解決策として、生徒自身が勉強を進めていくことで、講師の負担を最小限に抑えて英検対策講座を開講できるアプリを開発した。

ウェブリオの「AI英会話ナンナ」は、独自開発のAIによるオンライン英会話サービスだ。発音採点機能で生徒のスピーキング力を把握し、生徒個々のレベルに合わせたAIとの英会話レッスンを提供している。初心者からネイティブレベルまで対応できる。

今回発表した「英検®2次対策向けスピーキング専用アプリ(仮称)」は、この「学習塾専用英検®アプリ」の教材に、「AI英会話ナンナ」のAI機能を掛け合わせたアプリとなる。

これまでハードルが高いとされていたスピーキング対策を、生徒が自ら学習することができ、塾の現場での人材不足や運営コストの削減などが期待される。

アプリを共同開発するメイツによると、2020年の大学入試改革に向けて、英語は2技能(読む、聞く)の評価から4技能(読む、聞く、話す、書く)の評価に変わるため、スピーキングに対応できるようAIを活用していくという。

メイツは、同社が運営する首都圏12教室の学習塾で今年度から英検®2次対策のスピーキング専用アプリを導入する。そこで合格率や学習効果などの実証を行い、2018年度中には他塾への展開も目指す。

私塾界

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