学研、国内の園・学校・自治体などからの、ウクライナ語版ワークブック無償提供の受付を開始


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学習塾・予備校・企業 学研、国内の園・学校・自治体などからの、ウクライナ語版ワークブック無償提供の受付を開始

配信元:私塾界 10月14日08時38分

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社 Gakken(東京・品川、五郎丸 徹 代表取締役社長)は、幼児向け主力商品である「学研の幼児ワーク」の英語版「Play Smart」をベースとした「Play Smart ウクライナ語版」を制作した。ウクライナから日本国内に避難している子どもたちへの無償提供の受付を2022年10月11日に開始した。

「Play Smart ウクライナ語版」の申込み方法
 株式会社Gakkenのコーポーレートサイト(https://www.corp-gakken.co.jp/newsrelease/news/2022/10/07/5282.html)にある申し込みフォームかメールアドレスから必要事項を記入。
・お申込み対象 全国の園・学校・地方自治体等。
・お申込み受付期間 2022年10月11日~11月30日

 このプロジェクトについては、文部科学省から、自治体等を通じて、ウクライナから避難している子どもたちを受け入れている幼稚園、小学校、中学校、高等学校等へ案内をおこなう予定。

 10月11日の無償提供受付に先立って、10月9日、東京・四谷にあるウクライナ日曜学校「ホロバチョック」(運営 一般社団法人ジャパン・ウクライナパートナーズ)に、株式会社Gakken代表取締役社長五郎丸徹、グローバル戦略室長南條達也が訪問。同校に通うウクライナの子どもたちに、「Play Smart ウクライナ語版」を渡した。

「Play Smart ウクライナ語版」は、「ホロバチョック」以外にも、支援物資配布所(一般社団法人 ジャパン・ウクライナパートナーズ)、公益財団法人横浜市国際交流協会、ウクライナ学校「ジェレルツェ」(日本・ウクライナ友好協会)、ウクライナ学校「ベレヒーニャ」(NPO法人日本ウクライナ文化協会JUCA)等にも、順次配布される予定。

 株式会社Gakkenが、同じ学研グループ企業であるアイ・シー・ネット株式会社と協力し、ルーマニアとモルドバのユニセフやNGO団体などを通して、ウクライナ周辺国の避難所や支援物資配布所等へ「Play Smart ウクライナ語版」を配布する予定。

 ウクライナ・ハルキウにあるMonolith Bizz(モノリス社)が、株式会社Gakkenとライセンス契約を行い、英語版「Play Smart」をベースにウクライナ語版を制作。しかし、発売後まもないタイミングで、ロシアの軍事進攻を受け、モノリス社が営業停止状態になった。その後、株式会社Gakkenとモノリス社は協議のうえ、このウクライナ語版の“子ども支援版”を制作することに合意。印刷制作費や各国への輸送と配布費用は、学研グループが全額負担することで、今回の無償提供が実現した。

私塾界

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