スマイルゼミ「幼児コース」の提供を開始 「自立した学習とみまもりの学習サイクル」を意識


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幼児教育 スマイルゼミ「幼児コース」の提供を開始 「自立した学習とみまもりの学習サイクル」を意識

配信元:私塾界 12月25日08時02分

2018年12月1日、株式会社ジャストシステムがスマイルゼミの幼児コースの提供を開始した。

スマイルゼミは、2012年に小学生コース、2013年に中学生コースをリリース。今回の幼児コースは、小学校での学び・生活がスムーズにスタートできるように逆算して、専用タブレットで学べるように設計されている。

 幼児コースで提供されるのは、昨年改訂された「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」の中に提示された「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」に対応した10分野の学びだ。

「ご家族みんなで子供を見守り、日々の成長を楽しむ仕組みによって、明日も勉強をしようという気持ちを持続させ、学習習慣を身につけさせます」と、ラーニングイノベーション事業部企画マーケティンググループの寺尾房代氏が語るように、「自立した学習とみまもりの学習サイクル」が意識されている。

 すべての説明や問題は音声で読み上げ、アニメーションと音で画面操作を誘導。丸つけは自動でされるなど、幼児一人でも学習を進められる工夫が施されている。

 また、親子一緒に振り返りを行える機能「きょうのできた!」や学習状況を確認できる「みまもるネット」を提供。取り組んだ内容は、例えばひらがなの練習ならタブレットが筆跡を記録しているので学習状況を再現しながら確認し、親子で一緒に成長を楽しめる。

 紙に鉛筆で書くように手をついて書けるタブレットと三角形ペンを提供する。書いて学ぶことを重視し、正しい筆記具の持ち方を意識せずに身につけられるようになっている。

 教材について説明したラーニングイノベーション事業部企画教材グループの鎌田美代氏は、

「教材開発にあたり、一番大切にしたのは楽しく学ぶことです」と語る。

 例えば、間違えた場合はバツをするのではなく、もう一度チャレンジすることを促すようにしたり、音声でアドバイスをしたりするように設計している。鎌田氏は、

「ユーザー検証を繰り返し、幼児ひとりでも学び進めることができるよう随所に工夫をこらしました」と胸を張る。

 まず、「年少冬講座」(毎年12月から翌年3月までの期間限定講座)と「年中コース」を提供。「年長コース」は、2019年4月1日から開講する予定だ。

私塾界

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