金沢学院大学附属中学校が来春開校予定 寮を完備で全国から生徒を募集


  1. 教育情報サイトeduon!ホーム
  2. 教育ニュース
  3. 中学校
  4. 金沢学院大学附属中学校が来春開校予定 寮を完備で全国から生徒を募集

中学校 金沢学院大学附属中学校が来春開校予定 寮を完備で全国から生徒を募集

配信元:私塾界 08月17日07時37分

金沢学院大学附属中学校が来年開校する。これにより、中高大一貫教育が可能になった。9月2日には、東京のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、学習塾対象学校説明会の開催を東京で予定している。

同校は、「予測困難な時代」を生きる上で、生徒が一人ひとり確固たる価値観を持ち、それを全世界に発信していくことのできる人材の育成を目標に掲げる。そのために、共創型対話学習、探究型学習、体験型学習を重視していく。

 その一端が、金沢学院大学の教育資源のフル活用だ。例えば、『KGゼミ』。これは大学のゼミ活動を中学生の段階から行うもので、大学教員から直接、助言や指導が受けられるなど、刺激的な内容になっている。加えて、『KGフロントランナープログラム』では、授業時間以外にプロジェクト担当教員とともに、一人ひとりが設定した目標を達成するための活動を行う。プロジェクトは3~5名の少人数制で、一人ひとりの就職や進学の希望に応じた専門的な学びや研究に取り組む。このような実践的な学びに中学生の段階から取り組める。

 学科コースは、「特進コース」と「総合コース」を用意。特進コース1期生の目標は、全員が旧帝大もしくは医学部に合格を念頭にしており、「特に、東京大学への合格は必須と考えています」と入試広報担当者は語る。

 また、中学校の創立にあたり、生徒・学生の自立学習を促進するコーチングに強みを持つプラスティー教育研究所(東京・新宿区、清水章弘代表)がアドバイザーとして参加。教員の研修や授業設計・学校運営などに関するアドバイス、開校後のフォローなど、新しい学校づくりに協力をしている。

 同校は、部活動にも力を入れている。これまでに学園の教職員・卒業生・在校生から、トランポリン・ウエイトリフティングなどでオリンピック選手を15名(うち3名は今夏の東京オリンピック)輩出。中学校が開校すると、中高大10年一貫の指導が可能になり、より充実した環境が用意される。石川県内で初の硬式野球部やラグビー部、サッカー部は男子だけでなく、女子サッカー部も創部する予定だ。

 また、同校は寮制度(中学清鐘寮)を用意し、県外からの入学希望者も受け入れる。生活上のサポートや指導を寮監、寮母が担当するが、それにプラスして夜間の学習指導や質問対応は、学校教員、教育学部の学生が応対し、学習上のサポート態勢も充実させる。

 保護者への対応にも力を入れる。学期ごとに寮生保護者会(個別)を行い、2週間スパンで、寮生ニュースを配信する。また、1週間に1度、朝礼・登校・食事・学習の様子をライブ配信。中学清鐘寮イベントは、動画、写真を編集してユーチューブで限定配信など、短いスパンで中学清鐘寮の様子を自宅で確認でき、いつでも相談ができる態勢を整える。

 9月2日に開催される学習塾対象学校説明会は、東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷(私学会館)午前10時から開催される。東京に試験会場が用意されるので、東京にいながらも受験が可能だ。

●金沢学院大学附属中学校「第1回 学習塾対象学校説明会」

・日時:2021年9月2日(木)10:00~12:00

・場所:アルカディア市ヶ谷私学会館(東京都千代田区九段北4丁目2-25)

・申し込み締め切:8月31日(火)

専用フォームもしくは、金沢学院大学附属中学校のウェブサイト(https://www.kanazawa-gu.ac.jp/jhs/)から申し込みできる。

私塾界

掲示板 このニュースについて掲示板のトピックを立てる