新学習指導要領の導入で学力格差が大きくなったと4割の小学校教員が回答 ベネッセの調査


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その他 新学習指導要領の導入で学力格差が大きくなったと4割の小学校教員が回答 ベネッセの調査

02月16日08時30分

株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市)のBenesse教育研究開発センターは15日、新学習指導要領が導入されたことを受けて行った調査の結果を公表した。

プレスリリースによると、行ったのは11年6~7月に全国の公立小学校の校長245名(配布数は1000通)と教員868名(配布数は6000通)への郵送調査と、11年9~10月に全国の公立小学生の子供を持つ母親(7440名=1240名×6学年)を対象としたインターネット調査。

教員への調査では、授業についていけない児童について26・3%が増えたと回答し、学力格差について40・1%が大きくなったと回答したという。また、年間指導計画より遅れていると答えた教員が国語41・5%、算数27%で、分量の増加や学力格差が原因としてあげられているという。

保護者への調査では、学校の教育への満足度について、4・9%がとても満足している、72%がまぁ満足していると回答した。学習内容については今くらいがいいとの回答が66・5%だった。


■小学校 新教育課程に関する調査 2011
http://benesse.jp/berd/center/open/report/syo_shinkatei/2011/index.html

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