文部科学省と独立行政法人科学技術振興機構（東京都千代田区）は８月８日と９日に、ＳＳＨ（スーパーサイエンスハイスクール）生徒研究発表会をパシフィコ横浜（神奈川県横浜市）で開催し、広島県立広島国泰寺高等学校が文部科学大臣表彰に選ばれた。
ＳＳＨ生徒研究発表会は、ＳＳＨ指定校の生徒による研究発表会を行い、生徒の科学技術に対する興味関心の喚起と成果の普及により、ＳＳＨ事業を推進することが目的。
８日に平成２２年度にＳＳＨ指定された３６校のポスター発表から審査で４校の代表校を選び、選ばれた４校が９日の全体会にて研究発表を行い、審査により最も優秀な研究発表を行った学校に文部科学大臣表彰が、優秀な研究発表を行った３校に独立行政法人科学技術振興機構理事長賞が授与された。
文部科学大臣表彰と独立行政法人科学技術振興機構理事長賞の受賞校と発表テーマは以下の通り。
文部科学大臣表彰
・広島県立広島国泰寺高等学校（テーマ：水噴流による水輸送倍増効果）
独立行政法人科学技術振興機構理事長賞
・横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校（燃料電池カートの製作）
・山梨県立都留高等学校（ナメクジにおける粘液分泌特性）
・鹿児島県立錦江湾高等学校（オトシブミの揺籃をとりまくミクロで複雑なフードウェブの全貌）
■平成24年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会表彰校の決定について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/08/1324481.htm
