LED照明 2つの製品規格が激突、今後の主流は?


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その他 LED照明 2つの製品規格が激突、今後の主流は?

配信元:私塾界 11月26日08時35分

発光ダイオード(LED)を巡り国内市場での激しい主導権争いが起きている、と日本経済新聞は11月14日朝刊で報じた。

パナソニック・東芝といった国内大手メーカーと、オランダのフィリップスや韓国のサムスン電子など海外大手や国内中堅メーカーが、それぞれ別の製品規格を提唱。国内外での認証取得を目指す。

国内大手メーカーが手がける規格は「JEL801」、蛍光灯の口金の形状が現状のものと違いL字型をしている。導入の際は台座ごとの交換必要となる。一方、海外大手やリコーなど国内中堅メーカーが手がける規格は「G13」。LED照明は直流なので交流に換える安定器を設置する必要はあるが、口金の形状が蛍光灯と同じため器具の交換は不要。JEL801に比して、導入コストは半分に抑えられるという。

今後の注目は、電子機器の安全基準を定める国際電気標準会議(IEC)の認証規格の行方。JEL801、G13ともに認証取得を申請済みだが、コスト面でまさるため海外で主流のG13が、優勢の感はぬぐえない。照明は日本で6億本が順次LEDに置き換えられるといわれている。世界の潜在需要はその十数倍はあるといわれるため、世界の照明市場は10兆円規模と推定される。

私塾界

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