「10倍型リーダーから学ぶ経営」開倫研究所例会


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その他 「10倍型リーダーから学ぶ経営」開倫研究所例会

配信元:私塾界 11月26日08時36分

10月19日(金)、東京・丸の内にて、栃木県の開倫塾運営のシンクタンク・開倫研究所による例会「教育経営品質研究会」が開催された。

定番となっている「書き抜き読書ノート」では、代表・林明夫氏が選んだ書籍等からトピックを紹介し経営のヒントを探るが、今回取り上げられたのは、今秋発売された経営書の名著シリーズ「ビジョナリーカンパニー4」(日経BP社)。

同著では「同業よりも最低10倍以上のパフォーマンスを上げているスーパー・エクセレント・カンパニー」を10X(10倍)型企業と定義し、それを引っ張る10X型リーダーについても様々な言及がなされている。

今回はこの中から、対照的な2人の南極観測隊リーダー、南極点到達に成功したアムンゼンと、志半ばで悲運の死を遂げたスコットを比較しながら、経営者のあるべき姿が提言された。

一例を挙げると、アムンゼンは南極へ行くはるか前から北極圏で原住民族と共同生活を送り、イルカの生肉を食して栄養食としての検証をするなどしたという。それは、彼が南極点到達という目標・本質を忘れず、いかに普段からあらゆる場面を想定して備えていたのかを意味するが、かたやスコットはそれを怠って遭難、運命を呪うだけ(彼の日誌より)だったという。

ここから学びとれるのは、経営者も自社のミッションを常時意識し、常にコンピテンシーからブレない行動をとっておくことの重要性だ。 林代表は「不確実性の時代に生き延びるリーダーの条件とは何か。同書を何回も読み、自分のものにしていただきたい」と述べ、参加者らも改めて自らを律していたようだ。

このように、業界の経営品質向上のための勉強会として評判が高い同例会、次回開催は12月12日(水)の予定だ。詳細は開倫研究所(0284-72-5945)まで。

私塾界

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