進学情報サイト「ガクラボ」、生徒の口コミ活用


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その他 進学情報サイト「ガクラボ」、生徒の口コミ活用

配信元:私塾界 12月03日08時44分

株式会社オモレイ(京都府京都市、大亀靖治代表)は、2012年10月に進学情報サイト「ガクラボ」の愛知エリアへの拡大・サイトリニューアルを行った。また、株式会社青藍義塾(愛知県名古屋市、坪田信貴代表)と共同で学習塾の生徒の口コミを活用したコンテンツの充実を図る。

これまでの進学情報サイトは、大学や専門学校が宣伝として情報発信したものを掲載しているので、当然ながら悪いところをアピールする学校はなく、良いところばかりが集められた情報になっていた。特に近年では、高校生の生徒数減少により、大学・専門学校の生徒募集が積極的に行われており、この状況下で、過剰な宣伝が行われ、問題視されているという実情もある。

そこで「ガクラボ」では、大学や専門学校が発信している情報ではなく、実際にその学校に進学した先輩達の生の声を集めて、口コミとして掲載することとした。そこには良い評価の意見もあれば悪い評価の意見もあり、それこそが、高校生が必要としている情報だと確信している。

「ガクラボ」サイトは、学習塾のコンテンツを活用している。愛知エリアでは、青藍義塾の卒業生の口コミを掲載し、実際に塾の先輩が進学してみてどうだったかという口コミが掲載されるので塾の生徒はもちろん、保護者、塾講師の方も参考になる情報掲載が可能となった。またサイト内でパンフレットを取り寄せることが可能となるため、塾の生徒の利便性も高い。

また、少子化の影響で進学希望者が減り、一般的に予測されているのは将来の進学先の閉鎖・募集停止の増加である。その上で生き残りをかけて生徒募集に力を入れ、実際の情報とは若干異なる表現、たとえば就職実績100%・資格取得者98%等が多々見受けられる。そういった情報が本当に正しいのかを、口コミにより掲載していくという。

この「ガクラボ」を運営する株式会社オモレイは京都の学生ベンチャーである。代表の大亀靖治氏がリアカーの屋台で焼き栗販売をしながら立命館大学在学時に設立した。京都商工会議所主催の平成18年度京都・学生アントレプレナー大賞で準賞を受賞し、フリーペーパーの発刊・インターネット回線販売等を経て現在5期目となる。大阪市立鶴見商業高等学校にてキャリア教育の授業を担当した成果が認められ、学校は文部科学大臣賞を受賞した。高等学校のキャリア教育向けの講演も多数行っている。

私塾界

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