現代学生気質 つぶやく学生は「自分本位」に?


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その他 現代学生気質 つぶやく学生は「自分本位」に?

配信元:私塾界 12月19日08時35分

首都圏の、学生らがつくる「大学生意識調査プロジェクト」が,ツイッターを使う学生は、気軽に本音をつぶやいて友人とのつながりを感じるが、自分に都合の良い情報だけを拾う習性が強まるため「自分本位」に陥りやすい。そんな調査結果を発表した。調査は今年7月、駒沢、上智、専修、東洋、日本の5大学の学生800人を対象に実施。「SNSがもたらす大学生のイマドキ友人関係」と題し、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアが友人関係に与える影響について調べた。

調査によると、SNSを利用している学生の割合は96.6%。複数のサービスに登録しているが、実際に最も使うSNSの1位はツイッター(49%)。LINE(35%)、フェイスブック(10%)と続き、ミクシィは2%。ツイッター、フェイスブック、ミクシィの3択による「最も束縛感なく気軽に使える」SNSを問う質問に、全体の83%がツイッターを選択。「みんなの気持ちをタイムリーに知る」「自分の本音が出せる」SNSとしても8割以上がツイッターを支持した。

調査報告書は、ツイッターの特徴に注目。「勝手な基準で友人や情報を選択し、本音で良いと思ったときだけ反応する」経験が、「ドライで自分本位な友人関係づくりにつながっている」と指摘。また調査では、一人で飲食店やカラオケに行く「おひとりさま」行動について73%が肯定的に回答。「一年以内に友人と口論したことがない」学生も73%と、一人を好み、他人との摩擦を避けたがる学生像が浮かび上がる。

私塾界

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