文部科学省は１２日、平成２５年度体力・運動能力調査結果を公表した。
この調査は昭和３９年度から実施されており、今回の平成２５年度調査で５０回目だという。
昭和３９年度と平成元年度、平成２５年度時の１０歳の５０ｍ走、ボール投げ、反復横とびを比較すると、５０ｍ走では男女ともに平成元年度の１０歳が最も高いく、次いで平成２５年度。
ボール投げでは男子の低下が大きく、最も高い昭和３９年度（３０．３８ｍ）と比較すると平成元年度は２ｍ程度低下、平成２５年度では６ｍ程度低下しているという。
反復横とびについては、男女ともに平成２５年度が最も高い値を示しているという。
文部科学省ではこの調査結果を踏まえて、２０２０年東京オリンピック・パラリンピックの開催も見据えて引き続きスポーツ機会の拡充と体力・運動能力の向上のための取組を進めていくという。
■平成25年度体力・運動能力調査結果について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/10/1352498.htm
