文部科学省は22日、学校施設等における吹き付けアスベスト等の使用実態及び対策の進捗状況について、平成27年10月1日時点の状況を公表した。
それによると、調査未完了機関数は6機関(平成26年10月1日時点は15機関)で、アスベスト等の粉じんの飛散によりばく露のおそれのある室等を保有する機関数は11機関(平成26年10月1日時点は13機関)だという。
この11機関については、使用禁止等の応急措置を実施済みだという。
文部科学省は今後も、調査未完了の機関に対して使用実態調査の早期完了の徹底とばく露のおそれのある室等を保有する機関に対して早急な対策工事の完了を要請していくという。
■学校施設等における吹き付けアスベスト等の対策状況フォローアップ調査等の結果について(平成27年10月1日時点)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/01/1365913.htm