ソニー・クリエイティブプロダクツ 「きかんしゃトーマス」の 教育的効果を調査・検証するための共同研究プロジェクトを発足


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その他 ソニー・クリエイティブプロダクツ 「きかんしゃトーマス」の 教育的効果を調査・検証するための共同研究プロジェクトを発足

配信元:私塾界 06月18日09時11分

株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京・港区 長谷川 仁代表取締役、以下SCP)と、特定非営利活動法人 東京学芸大こども未来研究所(東京・小金井市 鉄矢 悦朗理事長 ※)は、2018年6月15日より、SCPがマスターライセンスを保有する「きかんしゃトーマス」を中心とした、キャラクターのもたらす教育的効果を調査・研究する共同研究プロジェクトを発足した。
※「鉄」は正しくは金へんに矢

研究の推進は、国立大学法人 東京学 芸大学芸術・スポーツ科学系准教授の正木 賢一氏、人文社会科学系准教授の南浦 涼介氏、芸術・スポーツ科学系講師の森尻 有貴氏ほか、東京学芸大こども未来研究所に所属する研究員2名が担当する。「きかんしゃトーマス」をはじめとしたキャラクターの研究を行うにあたっては、キャラクターが含有する領域を多角的な視野で検討していくことが求められる。この学際的研究課題に対し5名の研究者が中心となって、キャラクターのもたらす教育的効果を、学術的な視点に基づき検証していく。

現代では日本人の約8割がキャラクターに関するグッズを所持していると言われ、キャラクターと生活を共にすることが、日本人のライフスタイルとして広く定着している。キャラクターに関するこれまでの研究では、十分な発話能力を有する被験者を対象として、キャラクターには癒し効果が認められるほか、自己形成における目標としての位置がある、などのことが説かれてきた。今回の共同研究では、次の3つの仮説を検証をおこなっていく。

1.ストーリーの追体験が子どもの非認知能力を育む。
2.「共通の遊び体験」を通して、キャラクターが子どもを「学び」へと導くファシリテーターとなる。
3.キャラクターの介在が子どもの豊かな心の成長を促す。

上記3つの仮説を、「きかんしゃトーマス」を中心に、質的および量的調査の双方からアプローチし、検証していく。

私塾界

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