未来のオリンピック選手めざし「忍者甲子園2019」開幕


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その他 未来のオリンピック選手めざし「忍者甲子園2019」開幕

配信元:私塾界 08月19日07時43分

7月24日、株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、高橋直司社長)が運営するキッズスポーツ教室「忍者ナイン」が、「忍者甲子園2019」をとどろきアリーナ(神奈川県川崎市)で開催した。

忍者ナインは「3カ月で運動能力30%アップを目指す!」というスローガンを掲げる幼児・小学生向けスポーツ教室。東京大学大学院の深代千之教授監修による忍者ナイン独自のスポーツバイオメカニクスにもとづいたスポーツプログラムを提供している。「忍者甲子園」は、そこで学んだ子供たちの1年間の成果を示す場として、個人と各ラボ対抗で競い合う毎年恒例の競技イベントになっている。

競技は、忍者ナインのカリキュラムの中から、「くま歩き」「チーター歩き」といった動物歩きプログラムのほか「マット引き競争」「大岩押し対決」など全10種類の個人種目と、「ロープル(棒引きゲームの進化版)」「エリアドッジボール」の2種類の団体種目を44チームで競った。

 忍者甲子園では、競技をする前にDJに名前を読み上げられたり、大型スクリーンで試合の模様が映し出されたりするなど、さながらプロスポーツの試合のような演出が行われる。この大会の総合プロデュースを担う同社コミュニティークラス運営本部スポーツ事業部次長の櫻井貴史氏は次のように話す。

「スポーツの醍醐味は決勝戦です。その舞台に立った人は、観客の注目を一身に浴びます。これは子供たちが成長できる瞬間なので、それを演出したいと考えました。プロ選手にならない限りは、部活の中でも体験できないようなことを体験してもらおうというのがコンセプトです」

 会場は熱気に包まれ、勝った子の嬉しそうな表情、負けた子の悔しそうな表情があちらこちらにあった。団体競技は異学年合同で行われ、運動能力だけでなく、戦術も勝利の鍵になる。その中で、上の学年の子が下の学年の子にアドバイスや指示をしている微笑ましい姿も多く見られた。

 総合優勝した 忍者ナイン相模原総合ラボの生徒たちは、「勝てるとは思っていなかったので、勝てて嬉しかった」、「他のチームを見ているとすごく強かったし、勝てるか不安だった」と語ったものの、優勝した理由を聞くと、

「長い間練習をしていたから勝てたんだと思う」と語り、レッスンが終わったあとに自主練をしていたそうだ。最後には、「来年も出て、総合優勝したい」と意気込みを語ってくれた。

 今年は昨年に比べ約150名上回る約450名が参加。来年はオリンピックイヤーということもあり、またひと味違う演出が計画されている。

私塾界

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