スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2019年ノーベル化学賞をアメリカテキサス大学のジョン・グッドイナフ氏、アメリカニューヨーク州立大学ギンガムトン校のスタンリー・ウィッティンガム氏、旭化成名誉フェローの吉野彰氏に授与すると発表した。
発表によると受賞した研究は、「リチウムイオン電池の開発」。
また、旭化成株式会社(本社:東京都千代田区)のプレスリリースによると、吉野氏は、負極にカーボン、正極にコバルト酸リチウムを使用し、リチウムイオン電池の原型となる二次電池を世界で初めて製作し、基本技術開発や実用化のための周辺技術開発を行ったという。
■スウェーデン王立科学アカデミー プレスリリース
https://kva.se/en/pressrum/pressmeddelanden/nobelpriset-i-kemi-2019
■旭化成名誉フェロー 吉野 彰へのノーベル化学賞授与が決定
https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2019/ze191009.html