ジョイズがクラウド4技能APIサービス「LINGOS」の提供を開始 自社が持つ既存デジタル教材にAI機能の搭載が可能に


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その他 ジョイズがクラウド4技能APIサービス「LINGOS」の提供を開始 自社が持つ既存デジタル教材にAI機能の搭載が可能に

配信元:私塾界 11月27日08時04分

ジョイズ株式会社(東京都・品川区、柿原祥之 代表取締役会長/CEO)が、APIサービス「LINGOS(リンゴース)」の提供を開始した。ジョイズは、英会話学習アプリケーションの「TerraTalk(テラトーク)」を開発・提供しており、「LINGOS」はここで培った技術を応用する。

「TerraTalk」は、AIとの英会話を通じて、様々な場面での実践的な英語を習得可能な英会話アプリ。AIが発音や表現を診断し、「語彙」「発音」「流暢さ」「文法」の項目で、英語力を総合的に評価する。

また、塾などの教育機関向けには、特定の生徒グループに対して、グループ内偏差値を算出し、生徒のスピーキング力を定量的に可視化するサービスも提供している。指導の優先順位付けや生徒ごとの教材難易度を調整し、効果的な指導に繋げることが可能だ。また、教科書や参考書との連動も進めており、授業への組み込みも容易で、学校や塾での導入も進んでいる。

 この「TerraTalk」で使われている発音評価や文法解析技術、チャットボットとの会話機能などを、クラウドAPIサービス「LINGOS」として提供。企業や教育機関が、自社の英語学習サービスなど既存のデジタル教材に、少ない負担でAI機能の搭載が可能になった。

 例えば、AIに学習させるために必要なデータ収集や、パフォーマンス向上を図るためのシステムを改良する作業が省略でき、リリースまでの時間を短縮できる。通常、1年から2年を要するAI英会話サービスの開発を最短4か月に短縮が可能になるとジョイズは説明する。

「LINGOS(リンゴース)」は、従量課金で提供する。自社開発アプリの規模に応じて、柔軟にコスト管理ができるようにもなっている。今秋より、「LINGOS」の活用第一弾として、大手教育事業者が提供する4技能学習サービスにて稼働を開始している。

私塾界

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