文部科学省は２３日、令和２年度の学校施設におけるブロック塀等の安全対策等状況調査の結果を公表した。
それによるとこの調査は、成３０年６月１８日に発生した大阪府北部を震源とする地震による学校のブロック塀の倒壊事故を受けて行われた「学校施設におけるブロック塀等の安全点検等状況調査」においてブロック塀等を有していた学校施設での、平成３１年４月１日現在の前回調査において安全点検や安全対策が未完了の学校９，４５４校の進捗状況を令和２年９月１日現在について調査したものだという。
調査結果によると、２０２１年３月末までに安全対策を完了予定の学校は８５２校、 外観点検では安全性に問題がないが、内部点検が未完了の学校２，０１９校、２０２１年４月以降に安全対策を完了予定の学校が１，３９１校、外観点検を未完了の学校は２３校だったという。
■令和2年度 学校施設におけるブロック塀等の安全対策等状況調査の結果について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shisetu/bousai/1419918_00001.htm
