日本経済新聞社、日経DUAL調査『共働き子育てしやすい街ランキング2020』、松戸市が総合編で初の1位を獲得


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その他 日本経済新聞社、日経DUAL調査『共働き子育てしやすい街ランキング2020』、松戸市が総合編で初の1位を獲得

配信元:私塾界 01月05日08時18分

千葉県松戸市は、株式会社日経BPが運営する共働き・子育て家庭向けの情報サイト「日経DUAL(デュアル)」と株式会社日本経済新聞社が発表した『共働き子育てしやすい街ランキング2020』において、2015年のランキング開始以来、松戸市の過去の順位、総合編で初めて1位に選出された。

今年で6回目となる『共働き子育てしやすい街ランキング』は、各自治体の子育て支援制度について、“認可保育園への入りやすさ”や“病児保育施設の充実度”、“待機児童ゼロの達成状況”など、独自の視点で調査した「自治体の子育て支援制度に関する調査」の結果をもとに採点したランキング。

 今回の調査は、引き続き日本の課題となっている保育インフラの拡充や、新型コロナウイルス感染症の子育てへの大きな影響などを踏まえ、主に「共働きをする際に必須となる施設(インフラ)」、「補助(お金・サービス)」、「コロナ下での子育て世帯への支援」の3点に着目して、行われた。

 その状況下での総合編1位の獲得は、松戸市が「やさシティ、まつど。」をスローガンに推進し、市の最重要施策のひとつに掲げている「子育てしやすい街づくり」による幅広い子育て支援への継続した取り組みと、緊急時におけるスピーディーな対応について高い評価があったと推測される。

■ 調査結果で評価された松戸市の「子育てしやすい街づくり」のための取り組み(一部抜粋)

〔保育関連〕

全年齢の保育定員の増加。引き続き2021年、2022年にかけても約1,000人ずつ増やす計画。
病児・病後児保育対応施設の充実(病院と連携する施設:5カ所、看護師が体調不良の児童に対応する体制を整えた保育園:3カ所、計8カ所)。
体調の悪い子を保護者に代わってタクシーで保育所まで送迎するサービスの実施。
〔新型コロナウイルス感染症関連〕

公共交通機関を利用するのが不安という声に応えた、妊婦検診の受診などに必要なタクシー料金の助成(1回3,000円まで、最大30回、2020年10月~21年度末までの利用分)。
市ホームページへの沐浴、離乳食実践動画の掲載。
3~5歳の一時預かりが可能な「送迎保育ステーション」内に、リモートワーカーを対象にしたコワーキングスペースの整備。
〔調査概要〕

調査名:自治体の子育て支援制度に関する調査
調査対象: 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、中京圏(愛知・岐阜・三重)、関西圏(大阪・兵庫・京都)の主要市区と全国の政令指定都市、道府県庁所在地の162自治体
回答数:151自治体
回収率:93.2%
〔自治体ランキング DUAL評価ポイント16〕

認可保育所に入りたい人が入れているか
認可保育所の保育利用枠の今後の増設状況
認可外保育施設などの受け皿がどのくらい用意されているか、利用者への助成はあるか
病児保育施設の充実度
待機児童ゼロの達成状況
未就学児がいる世帯へのサービス・現物支給があるか
学童保育が充実しているか
保育の質担保への取り組みがあるか
保育士確保のための取り組みがあるか
産後ケアへの取り組みがあるか
不妊治療助成を実施しているか
児童虐待に対応する支援拠点の整備
未就学児が増えているか
コロナ下での子育て世帯・ひとり親家庭への支援は充実しているか
ICT教育への取り組み
テレワーク施設や移住の推進制度があるか

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