プログラミングロボット「Root」杉並区へ100台寄贈、アイロボット


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その他 プログラミングロボット「Root」杉並区へ100台寄贈、アイロボット

配信元:私塾界 02月08日07時35分

アイロボットジャパン合同会社は、プログラミングロボット「Root(ルート)」を杉並区へ100台寄贈し、2月3日に杉並区庁舎で贈呈式が行われた。

Rootは、ロボット掃除機ルンバをモチーフとしている。アイロボットが長年取り組んできたSTEM教育への情熱を形にしたロボットで、無料ダウンロードできる専用アプリでのプログラミングにより、走る、光る、描く、音を奏でることが可能となる。

 現在、アイロボットでは昨年より小学校で必修となったプログラミング教育の本格導入の支援施策として、全国の小学校を対象にRootを1校につき6台、合計1,000台のロボットを無償提供する「みんなでRoot!プロジェクト」を行っている。(募集はすでに締切り済み)今回の寄贈はそのプロジェクトの一環として行われたもので、自治体の教育委員会に寄贈をすることで、多角的にロボットを試用してもらうことを目的としている。なお、寄贈されたRootは松庵小学校・桃井第二小学校・済美小学校を中心に、その他希望する学校で活用される予定。

 アイロボット合同会社 代表執行役員社長 挽野元氏は今回の寄贈について、「今回、杉並区教育委員会にこのような機会をいただき大変感謝しております。Rootは未来のエンジニアを育む大変素晴らしいプログラミングロボットです。杉並区の子供たちにこのRootでたくさんのワクワクを体験いただき、将来、アイロボットのエンジニアとして活躍してくれる日を楽しみにしています」とコメントした。

 また、2月3日(水)に行われた贈呈式では、杉並区教育長 白石高士氏より感謝状が贈られた。デモンストレーションでは、挽野氏が白石教育長にRootの使い方を解説。白石教育長は、初心者向けのレベル1からプロと同等のレベル3までを実際に見て、「Rootは同じプログラミング内容でもレベル1から3を行き来して学べるので、楽しく学びながら自然と能力を高めていけるのが魅力ですね」等の感想と話し、今後、複数の学校において活用されるにあたり、白石教育長は「試行錯誤して使っていってほしいと思っています。間違ったときのエラーが大事で、そこから解を導き出してほしいので、Rootにはそういった思考の助けになってもらいたいです。」と語った。

■ プログラミングロボット Root 製品概要
・製品名:プログラミングロボットRoot
・発売日:2021年2月19日(金)
・価格:29,800円(税込)※アイロボット公式オンラインストア価格
・付属品:USB充電ケーブル、折り畳み式ホワイトボード、デコレーションシール、ホワイトボードマーカー2本、拭き取りクロス
・製品寸法 :本体 幅13.4 x 奥行き14.9 x 高さ4.5(cm)
・製品重量:本体 約0.49kg
・バッテリー :最大稼働時間5時間 バッテリー充電時間3時間

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