文部科学省は９日、令和２年度学校保健統計の速報を公表した。
発表によるとこの調査は、満５歳から１７歳までの幼児、児童、生徒の一部を抽出して発育及び健康の状態を調査するもので、例年であれば６月末までに実施される健康診断について取りまとめているものの、令和２年度は新型コロナウイルス感染症の影響により年度末までに実施となったため、年度途中で回収できたデータのうち、身長、体重の全国値のみを別添のとおり参考値として速報で公表したという。
回収状況は発育状態調査が２，９９４校／７，７５５校（３８．６％）、健康状態調査が１，７０８校／７，７５５校（２２．０％）だという。
確定値については、本年３月末までに実施された健康診断の結果を４月中旬までに回収し全ての調査項目にかかる集計結果を７月に公表する予定だという。
■令和2年度学校保健統計速報の公表について
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/08/1420008_00001.htm
