近畿日本ツーリスト SDGs探究マップ「京都・奈良」発売


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その他 近畿日本ツーリスト SDGs探究マップ「京都・奈良」発売

配信元:私塾界 06月04日08時31分

株式会社近畿日本ツーリスト首都圏(東京・新宿区、大原 浩 取締役社長)は、日本初のSDGs地図教材となる『SDGs 探究マップ』(企画・制作:内外地図)の制作に協力し、本年3月に発売した「沖縄」に続き、第2弾としてSDGs探究マップ「京都・奈良」の販売を開始した。

この『SDGs探究マップ』は、近畿日本ツーリストが長年携わった教育旅行の経験を生かし、修学旅行での活用を目的として企画された。通常の観光スポットの解説に加えSDGsの要素を解説したコメントが掲載されている。これによりSDGsの示す17の開発目標のうち、どのスポットがどの目標に該当し、それが地図上でどこにあるか具体的に照合でき、事前学習で学んだスポットを実際に訪問することで、SDGsを身近に引き寄せる旅体験が可能となる。

SDGs探究マップ「京都・奈良」のもたらす学習的効果は3点ある。
(1)歴史をSDGsに当てはめて考える
 主に首都圏などの中学校、高校の定番の修学旅行先である京都・奈良エリアは、日本を代表する寺社・仏閣などの歴史建造物も多く、いにしえから続く歴史教材がたくさん存在している。今回発売するSDGs探究マップ「京都・奈良」では、それらの文化財などをSDGsのものさしに当てはめ、その歴史建造物等が当時どのような役割を果たしていたのか、という観点でも編集されている。いにしえの都においても人々が持続可能な社会づくりの視点を持ち合わせていたことが学習できる。

(2)地理をベースにした包括的な学び
 2022年度からは学習指導要領の改訂により高校において「地理・総合」が必履修科目となる。SDGs探究マップ「京都・奈良」では京都・奈良の地理をつかみながら、3つの層(レイヤー):(基層)飛鳥・奈良・平安、(中層)秀吉から江戸末期まで、(表層)近代都市への変貌、の各層を貫いて産業・環境保全・和文化・町づくりなど様々な切り口から「重ねて」考えることで、地理をベースに包括的に物事をみる能力を身につけることができる。各観光スポットにSDGs探究マップを用いて学習や訪問することで、解説を聞くだけの受け身の学習から生徒自身が課題意識を抱いて探究する学習が可能となる。

(3)事後学習ではポートフォリオを完成させ、探究を深める
 修学旅行後の事後学習では、修学旅行中に得た「気づき」などをSDGs 探究マップとセットになっている「ワークブック」にまとめ、完成させる。ポートフォリオ上にアウトプットすることで、さらなる「気づき」を得ることができ、またそれらが日常の世界へつながり、「自分ごと」としていくことでSDGsへの探究が深まる。

〔SDGs探究マップ「京都・奈良」概要〕
内 容
1.SDGsマップ(生徒用)SDGsが学べるスポットがひと目でわかる地図
2.ワークブック(生徒用)SDGs視点でみる京都・奈良観光ガイド、事前学習・旅行後のまとめで
生徒が作成するポートフォーリオ
3.学習指導のための解説書(教員用)

料 金 1セット 税込1,980円(解説書5部付き)
購入方法 最寄りの近畿日本ツーリスト(教育旅行担当)を通じて提供
問い合せ TEL:03-6863-0341 E-mail:orimo170132@mb.knt.co.jp

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