国立研究開発法人理化学研究所(埼玉県和光市)は28日、スーパーコンピュータ「富岳」がスパコンランキングにおいて、TOP500(単純計算性能)、HPCG(アプリケーション実効性能)、HPL-AI(AI性能)、Graph500(ビッグデータ処理性能)のそれぞれで、3期連続で世界1位を獲得したと発表した。
それによるとこれらのランキングは、現在オンラインで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「ISC2021」において、TOP500、HPCG、HPL-AIは6月28日付、Graph500は7月1日(「富岳」の第1位については7月1日以前の報道解禁)に発表されるという。
「富岳」は2021年3月9日に共用(本格稼働)を開始しており、今後理研は、「富岳」の運用・高度化を担当する立場から積極的に貢献していく、としている。
■スーパーコンピュータ「富岳」 TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500にて3期連続世界第1位を獲得
https://www.riken.jp/pr/news/2021/20210628_3/