国際協力機構(JICA)と「中小企業・SDGs ビジネス支援事業」において業務委託契約を締結


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その他 国際協力機構(JICA)と「中小企業・SDGs ビジネス支援事業」において業務委託契約を締結

配信元:私塾界 07月13日07時52分

ヤマハ株式会社と国際協力機構(JICA)は、「JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業」において、「初等教育への日本型器楽教育導入案件化調査【アフリカ課題提示型】」(エジプト国)の業務委託契約を締結し、2021年6月から約1年半にわたり、エジプトでの器楽教育導入に向けた活動を実施する。

この活動では、持続可能な開発目標(SDGs)の目標4「質の高い教育をみんなに」と目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」への貢献、器楽教育を通した子どもたちの非認知能力の育成、そしてエジプトの教育事情に寄り添った音楽の普及活動におけるビジネスモデルの策定を目指す。

 2021年10月から器楽教育の展開を目指しているエジプトでは、教育関係者の間で社会性・協調性および規律性といった非認知能力の発達を課題として挙げる声があり、豊かな人間性をはぐくむ教育への転換を目指す。その一環として、特別活動(特活)をはじめとする「日本式教育」の特徴を取り入れた公立学校「エジプト・日本学校(EJS)」を設置、日本人の校長経験者をスーパーバイザーとするなど、非認知能力を養う日本の教育に非常に高い関心が寄せられている。

 ヤマハは、これまで総合楽器メーカーとして、楽器を実際に演奏して学ぶ「器楽教育」のメリットを世界各地の音楽教育現場に広めてきた。その中でも2015年より新興国を中心に展開している「スクールプロジェクト」は、楽器に触れる機会に恵まれなかった子どもたちにも演奏する楽しさを知ってもらえるよう支援する取り組みで、これまでに6ヵ国累計71万人の子どもたちに器楽学習の機会、楽器演奏の楽しさを提供してきた。エジプトは同プロジェクトにおいて7か国目の展開国となる計画だ。

私塾界

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