岡山県津山市教育委員会、東京学芸大学の連携事業に学習プラットフォーム「Monoxer」を活用


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その他 岡山県津山市教育委員会、東京学芸大学の連携事業に学習プラットフォーム「Monoxer」を活用

配信元:私塾界 08月03日07時38分

モノグサ株式会社(東京・文京区、竹内 孝太朗 代表取締役、畔柳 圭佑 代表取締役)の提供する学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が国立大学法人東京学芸大学(東京・小金井市、 國分 充 学長)、岡山県津山市教育委員会(有本 明彦 教育長)の連携事業「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」の実証にて「Monoxer」を活用することが決定した。

「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」は2020年7月13日、東京学芸大学と津山市教育委員会は、10年後を見据えた「未来の学校づくり」をテーマに連携協定を締結した。その一環として、津山市立津山西中学校をモデル校に全5回の「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」の実証を2021年7月30日より開始した。30日を第1回目の実証とし、8月20日(金)までに全5回の実施を予定している。このプロジェクトではICTツールを活用しながら、学校と地域等の協働により、学校外の時間で基礎学力の定着度を高めることを目的としている。

 津山市教育委員会は、東京学芸大学の大学生や大学院生を指導者(学習パートナー)とし、受講を希望した津山西中学校の生徒にMonoxerを使用しながら、オンラインで全5回の指導を行う形式で実証を行う。「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」における課題や効果的な実施方法を模索する。今回の実証では、数学の平方根に焦点を当てて学習を進める。

• 実施期間
1回の指導時間は60分とし、7月30日(金)から8月20日(金)までの間に全5回の実施。

• 参加人数
指導者:東京学芸大学生5名、受講者:津山市西中学校3年生10名
※1グループ指導者1名、受講者2名×5グループでの実施となる
※指導者5名のメンバー構成は各回で異なる

• 実施方法
 指導者は、自宅よりパソコンからオンラインで接続する。受講者は、学校の生徒用ノートパソコンを使い、1回目及び2回目は津山西中学校内で接続。3回目以降は、ノートパソコンを自宅に持ち帰り実施する。

• Monoxerの活用について
 東京学芸大学及び津山市教育委員会からは、Monoxerの「オンラインでも効果的・効率的な学習ができる点」、「学習プロセスが可視化され、生徒指導の改善に活かせる点」、「紙で行っていたテストがMonoxer上で実施できる小テスト機能」を評価している。Monoxerを活用することで、受講者は記憶定着が必要な平方根の学習を効果的に進められ、指導者は生徒の学習プロセスを把握しながらより的確な指導を実施できるようになる。また、指導の冒頭の時間にはMonoxerの小テスト機能を活用し、テストを実施して、受講者の学習状況を把握する。

私塾界

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