文部科学省は９月３０日、「海洋立国推進功労者表彰」の令和３年の受賞者が決定したと発表した。
それによるとこの表彰は、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省が内閣府総合海洋政策推進事務局の協力で実施しているものだという。
表彰式については、新型コロナウイルス感染防止の観点から当面延期するという。
発表された受賞者と功績概要は以下の通り。
■「海洋立国日本の推進に関する特別な功績」分野
・海部 陽介（東京大学）
（功績概要）３万年前の祖先たちによる海への挑戦を「実験航海」で解明
・三村 信男（茨城大学）
（功績概要）気候変動問題のパイオニア
・白石 康次郎
（功績概要）過酷なヨットレース「ヴァンデ・グローブ」のアジア人史上初の完走者で、ヨットレースの経験等を踏まえた海洋教育プログラムなどへの貢献
・來生 新（横浜国立大学、放送大学）
（功績概要）我が国で初となる本格的な洋上風力発電の導入に向けた政策立案に貢献
■「海洋に関する顕著な功績」分野
・日比谷 紀之（東京大学大学院理学系研究科）
（功績概要）月が導く深海の流れ -地球を巡る深層海洋循環の謎への挑戦-
・横浜市漁業協同組合
（功績概要）横浜ベイサイドマリーナにおけるアマモ場造成について-多様な関係者との協働によるアマモ場の再生-
■第1４回海洋立国推進功労者内閣総理大臣表彰について
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2021/1420210_00002.htm
