ぺんてるとBASF、共同ブランディングにより非フタル酸系可塑剤を使用した消しゴムを日本及び世界市場へ提供


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その他 ぺんてるとBASF、共同ブランディングにより非フタル酸系可塑剤を使用した消しゴムを日本及び世界市場へ提供

配信元:私塾界 11月17日08時01分

文具メーカーぺんてる株式会社(東京・中央区、小野 裕之 代表取締役社長)と、総合化学会社BASF(ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)の日本法人BASFジャパン株式会社(東京・中央区、石田 博基 代表取締役社長)は、ぺんてるが製造・販売する「Ain」(アイン)及び「Hi-POLYMER」(ハイポリマー)ブランドの全てのPVC(ポリ塩化ビニル)製消しゴムにおける可塑剤を、BASFの非フタル酸系可塑剤「Hexamoll® DINCH」(ヘキサモールディンチ)へ、完全に切り替えた。

これに伴いぺんてるは、BASFが展開するアジア太平洋地域での「Hexamoll® DINCH トラステッド・パートナーズ」の一員となり、両社は共同ブランディングを進めていく。そのブランディング活動の一貫として、消しゴムのパッケージに原料の製品ブランド「Hexamoll® DINCH」の表示を行う。ぺんてるが製造販売する消しゴム製品は、ぺんてる製品を販売する世界各国で入手可能だ。

 可塑剤は、堅いPVC樹脂やゴムなどを軟らかく、しなやかにするために添加される化学品で、消しゴムの製造にも不可欠な材料。現在、フタル酸系可塑剤が国内市場の約8割を占めている。一方、フタル酸系可塑剤については、安全性の観点から、近年欧州を中心に規制が高まっている。こうした状況の下、ぺんてるは日本および台湾におけるPVC製消しゴムの生産工場で使用してきたフタル酸系可塑剤を、BASFの非フタル酸系可塑剤であるHexamoll® DINCHに完全に切り替えた。2020年時点で、ぺんてるが生産する消しゴムの内PVC製は約80%を占め、日本や海外の店舗で販売されているぺんてるのPVC製消しゴムには、全てHexamoll® DINCHが採用されている。

私塾界

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