日本トイレ研究所が全国の高校生1,000人および現役東大生50人に排便事情についてアンケートを実施 コロナ禍で巣ごもり便秘がさらに増加 高校生の2人に1人は便秘状態・便秘予備軍


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その他 日本トイレ研究所が全国の高校生1,000人および現役東大生50人に排便事情についてアンケートを実施 コロナ禍で巣ごもり便秘がさらに増加 高校生の2人に1人は便秘状態・便秘予備軍

配信元:私塾界 12月23日07時38分

日本トイレ研究所では、受験シーズン到来を機に、全国の高校生男女1,000人および現役東大生50人を対象に受験期も含めた排便事情についての調査を行った。その結果、高校生の2人に1人が便秘状態か便秘予備軍で、便秘状態だと受験勉強にも集中できず、現役東大生の受験期とは対照的な状況であることがわかった。

専門家によると、高校生の便秘状態・予備軍には受験のストレスや新型コロナ流行の心身への影響が推測される。勉強の合間に便通改善に良いものとして高カカオチョコレートなどを間食することは良い傾向らしい。

<結果概要:高校生の実態>
■高校生の便秘実態 20.2%「便秘状態」、27.0%「便秘予備軍」、高校生の約半数(47.2%)が便秘状態・予備軍
■コロナ禍による生活リズムの乱れで便秘になることが増えている
■便秘状態の高校生は心身共にさまざまな不調を抱え、9割が「勉強に集中できていない」

<結果概要:東大生の実態>
■排便の頻度「3日に1回以下」東大生8.0%:高校生19.6%。東大生の方が排便の頻度が高い。
■現役東大生大学受験時の生活習慣TOP3、「学習時間の確保」「朝ごはんを食べる」「栄養バランスの良い食事」。
■現役東大生の94%とほぼ全員が大学受験期に「集中を心がけていた」。

<専門家 神戸学園 理事・校長/さいたま市立病院 小児外科 非常勤・元部長 中野美和子先生の見解>
●高校生の便秘状態の割合が5人に1人とかなり多かった要因として、受験のストレスの影響が大きいことなどが関与している可能性。
 また、新型コロナウイルスの流行により、心身ともに様々な影響が出ているものと思われる。
●高校生は勉学中の集中力低下が便秘状態群で多く、その際の心身症状もかなり強く、本来の勉学に影響が出ている可能性がある。
 東大生については受験時に集中できたという人の割合が高く、基本的な生活習慣が実行できていた人が多い。
 基本的生活習慣は排便状態に結びつくため、便秘が少ない結果となっている可能性が高い。
●勉強の合間に便通改善に良いとされる食品(菓子)で取りたいものの第1位が高カカオチョコレート。
 便秘改善作用もあり、適切な量なら手軽で良い選択と言える。

私塾界

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