文部科学省は15日、トンガ海底火山噴火とそれに伴う津波の予測と災害に関する総合調査に対して科学研究費助成事業(特別研究促進費)による助成を行うと発表した。
助成対象となるのは、佐竹健治東京大学地震研究所教授を代表者とする全18機関計24名の研究組織。
この研究では、令和4年1月15日にトンガ諸島付近のフンガ・トンガ‐フンガ・ハアパイ火山で発生した噴火とそれに伴う津波に関して、「火山噴火現象の解明」「火山性大気波動などによる全球規模での津波発生・伝播メカニズムの解明」「トンガ噴火性津波による我が国沿岸域への影響調査」「社会的影響・社会的側面の調査」などが予定されているという。
■「トンガ海底火山噴火とそれに伴う津波の予測と災害に関する総合調査」への科学研究費助成事業(特別研究促進費)による助成について
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2021/1420210_00001.htm