「部活強制」撤廃求め署名活動 スポーツ庁に提出


  1. 教育情報サイトeduon!ホーム
  2. 教育ニュース
  3. その他
  4. 「部活強制」撤廃求め署名活動 スポーツ庁に提出

その他 「部活強制」撤廃求め署名活動 スポーツ庁に提出

03月11日07時55分

一般社団法人「日本若者協議会」は3月9日、中学校や高校で生徒に部活動へ「強制加入」の撤廃などを求める要望書を8940筆分の署名と共にスポーツ庁に提出した。地域や学校単位で部活動を原則、全員加入とするケースがあるとしている。署名は21年12月末からウェブサイトで募り、7日夕時点までの集計だ。

部活動を巡っては、学習指導要領で「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」と明記されているが、平日に加えて休日も練習試合や大会があることから指導する教員の長時間労働の一因にもなっており、そのあり方が課題となってきた。

 スポーツ庁が2017年度に全国の公立・私立の中学、高校計845校の校長らに実施した調査では、公立中の30・4%、公立高の15・0%が「全員が所属し、活動も原則参加する」と答えた。

 文部科学省は18年に「部活動ガイドライン」を策定し、運動部、文化部を問わず、各校に対し生徒に加入を強制しないよう求める文言を本文やFAQ(よくある質問)に盛り込んだ。

掲示板 このニュースについて掲示板のトピックを立てる