IoT文具「しゅくだいやる気ペン」を用いた発達に特性のある、生活や学習に工夫が必要な子どもたちへの学習支援の共同研究を開始


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その他 IoT文具「しゅくだいやる気ペン」を用いた発達に特性のある、生活や学習に工夫が必要な子どもたちへの学習支援の共同研究を開始

配信元:私塾界 04月25日07時48分

コクヨ株式会社(大阪市、黒田 英邦 代表取締役社長)は、4月21日(木)より、京都橘大学(京都市、日比野 英子 学長)および 大阪公立大学(研究当時 大阪府立大学、大阪府、辰巳砂 昌弘 学長)他3大学1施設の研究チームと共同で、「しゅくだいやる気ペン」を用いた発達に特性がある、生活や学習に工夫が必要な子どもたちに対する学習支援の研究を開始する。

【研究概要】
 発達に特性がある子どもたちに対する学習支援ツールとしての「しゅくだいやる気ペン」の有効性を検証するため、研究チームは、100名規模の対象者に対し、「しゅくだいやる気ペン」を使った家庭学習を行い、質的な変化を分析する班と、しゅくだいやる気ペンから得られるIoTデータを分析する班にわかれて研究を行う。2班は相互に連携を取りながら、2023年12月を目途に、研究成果をしゅくだいやる気ペンホームページおよび各学会にて発表する。

 質の面では、このツールを教育現場における学習習慣獲得のための方策のひとつとして検討し、専門職(作業療法士)の視点から、このツールの教育及び療育現場での適応の方向性を示す。IoTデータの分析からは、教育・療育の現場にフィードバックするサイクルを回すことで、子どもの個性に応じた学習習慣の獲得方法、家庭学習支援方法、やる気向上策等を探す。

 コクヨのIoT文具「しゅくだいやる気ペン」は、スマートフォンのアプリと連動して、子どもの日々の努力を「見える化」することで、学習への意欲を高めていくために開発された商品。センサー付きアタッチメントを鉛筆に取り付け、勉強への取り組みに応じて溜まった「やる気パワー」をスマホアプリに取り込んで見える化する。「かく⇔ほめる」の好循環を生み出すことで、親子のコミュニケーションを円滑にし、子どもが自発的に学習する習慣を促す。2020年「第14回キッズデザイン賞」(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)を受賞。

「しゅくだいやる気ペン」商品HP: https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/yarukipen/

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