文部科学省は18日、令和2年度の国際研究交流の概況を公表した。
それによるとこの調査は、国公私立大学、高等専門学校、独立行政法人等の計916機関(有効回答867機関、回収率94.7%)を対象に、令和2年度(令和2年4月~令和3年3月)における調査対象機関と諸外国との年間の研究交流状況等を調査したという。
調査結果によると、海外への短期派遣研究者数は、調査開始以降平成30年度までは増加傾向だったが令和2年度は前年度に比べて大きく減少し、中・長期の派遣者数も前年度に比べて大きく減少したという。
海外からの短期受入研究者数は、東日本大震災等の影響により平成23年度に減少した後回復したものの、令和2年度は前年度に比べて大きく減少したという。
■国際研究交流の概況(令和2年度)
https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kokusai/kouryu/1409550_00006.html