塾と子ども部屋をつなげる学習サービス「StudyOne」 2022年6月より実証開始


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その他 塾と子ども部屋をつなげる学習サービス「StudyOne」 2022年6月より実証開始

配信元:私塾界 05月30日07時59分

学習塾向けICT コンテンツを運営販売する株式会社スタディラボ(東京・⽂京区、地福 武史 代表取締役)は、セイコーエプソン株式会社(⻑野・諏訪市、⼩川 恭範 代表取締役社⻑)とのオープンイノベーションにより、家庭学習もサポートする塾向け学習支援サービス「StudyOne(スタディワン)」を開発した。

「StudyOne」は、スタディラボが持つLMS(学習管理システム:Learning Management System)と、エプソンが持つ遠隔印刷・スキャン技術を組み合わせて、デジタルと紙を融合させた家庭学習をデザインできるサービス。
 オンラインでの授業後、すぐに課題を遠隔印刷し、解答を遠隔スキャンで提出することで、子ども部屋と学習塾をつなぐことが可能となる。紙教材の課題提出までのやりとりをLMSによって記録することで、先生が生徒の学習過程全体を把握でき、生徒一人ひとりに合わせた学習指導を行う環境を提供する。

■StudyOne の仕組みとは
 最初に先⽣はプリントを[LMS]に取り込む。次に取り込んだプリントを対象の⽣徒宅へ送信する。⽣徒は届いたプリントで学習し、解き終わったらプリントをスキャンして塾へ返信する。各プリントには情報を識別できるQR コードが⾃動で印刷され、⽣徒の学習ログとしてデータを蓄積することができる。

■学習塾(先⽣)のメリット
 先⽣はいつ、どこにいてもLMS を通し課題の提出状況や内容を確認できるので、これまで⾒えにくかった家庭学習での成果が「⾒える化」され、指導⾯にも⼤きな成果が期待できる。

■ご家庭(⽣徒)のメリット
 ⻑期記憶において「紙に書くこと」が重要で、答えだけでなく、解答途中の過程も先⽣に⾒てもらえるため、学習の質の向上が期待できる。

■StudyOne実証開始に向けて
 StudyOneは2022年6月から実証を開始する。
 スタディラボではパートナー企業と協⼒し、「学習塾のDX 促進」をサポートする教育ICT コンテンツを開発、販売していく。
 エプソンは、環境・共創・DXをキーワードに社会課題の解決を目指している。この取組みではパートナー企業との共創により教育現場でのDXを促進し、生徒一人ひとりに合った学習体験の実現を目指す。エプソンは、今後もオープンイノベーションにより、様々な分野での取組みを行っていく。

私塾界

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