凸版印刷、AI-OCRで古文書を解読するスマホアプリを開発


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その他 凸版印刷、AI-OCRで古文書を解読するスマホアプリを開発

配信元:私塾界 09月14日07時52分

凸版印刷株式会社(東京・文京区、麿 秀晴 代表取締役社長)は、スマートフォンで撮影したくずし字資料を、その場で手軽に解読できるスマホアプリを開発した。

2021年にサービス提供を開始した古文書解読支援システム「ふみのは®ゼミ」がパソコン・タブレット上での利用、かつ法人向けに限られていたのに対し、このアプリケーションは一般利用者でもスマートフォンで撮影したくずし字資料を、その場で手軽に解読できるサービス。
 このアプリケーションは、木版を用いて印刷されたくずし字資料に対応したAI-OCRに加えて、新開発の手書きの古文書に対応したAI-OCRを搭載し、幅広い資料の解読を支援。資料館等での古文書の解読や調査業務の効率化をはじめ、一般利用者の「手元にある古文書の概要を知りたい」「くずし字を読めるようになりたい」といったニーズに対応している。
 2022年9月より公益財団法人三井文庫(東京・中野区、武田晴人 文庫長)、京都市歴史資料館(京都市、井上満郎 館長)、和洋女子大学(千葉・市川市、岸田 宏司 学長)などの協力のもと実証実験を開始。2023年1月にベータ版公開、3月に正式版の一般販売を予定している。

私塾界

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