バイリンガリズムは認知機能の低下を防ぐ 学習障害児にもメリット イタリアで乳幼児期の言語発達を研究する Vernice教授へのインタビュー


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その他 バイリンガリズムは認知機能の低下を防ぐ 学習障害児にもメリット イタリアで乳幼児期の言語発達を研究する Vernice教授へのインタビュー

配信元:私塾界 09月26日08時04分

グローバル化社会における幼児期からの英語教育の有効性や重要性に関する情報を定期的に発信している「ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所」(※以下、IBS)は、バイリンガル児の言語発達、発達障害児のバイリンガリズムについて研究している、イタリア、ウルビーノ・カルロ・ボ大学のMirta Vernice(ミルタ・ベルニーチェ)教授にインタビューを行い、記事として公開した。

Vernice教授は、EU主催の「EDUGATE プロジェクト」に参加し、0~6歳の子どもに適したマルチリンガル(多言語使用)教育について研究・促進する活動をしている。大学のあるウルビーノという地域は、モノリンガルとして育つ人が多く、多くの親が外国語(特に英語)を子どもに学ばせたいと思う親御さんたちが多いとのこと。多言語社会と言われているヨーロッパであっても、日本の状況と似ている地域があることがわかった。

 ヨーロッパでは、0〜6歳の子どものマルチリンガリズムを支援する研究プロジェクトが進んでいる。子どもが外国語を学ぶときには、「0~3歳」「4~6歳」それぞれの時期に重点的に伸ばすべき能力を意識する必要があり、研究結果に基づいたアクティビティは効果的であることがわかった。また、バイリンガルであることが、ディスクレシア(発達性読み書き障害)の結果として生じる特定の認知機能の低下を防ぐことが明らかになった。そして、子どもをバイリンガルに育てると、言語的な観点だけではなく、認知的な観点からもメリットを得られるという。

詳しい内容はバイリンガル サイエンス研究所で公開中の下記記事へ
■イタリア、ウルビーノ・カルロ・ボ大学のMirta Vernice氏へのインタビュー
前編: https://bilingualscience.com/english/2022092001/
後編: https://bilingualscience.com/english/2022092101/

■ワールド・ファミリーバイリンガル サイエンス研究所
 (World Family’s Institute of Bilingual Science)
事業内容:教育に関する研究機関(https://bilingualscience.com/
所   長:大井静雄(東京慈恵医科大学脳神経外科教授/医学博士)
所 在 地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7 
     パシフィックマークス新宿パークサイド1階
設   立:2016年10 月
URL:https://bilingualscience.com/

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