文部科学省は5月31日、令和3年度の国際研究交流の概況を公表した。
それによるとこの調査は、国公私立大学、高等専門学校、独立行政法人等の計924機関(有効回答849機関、回収率91.9%)を対象に、令和3年度(令和3年4月~令和4年3月)における調査対象機関と諸外国との年間の研究交流状況等を調査したという。
調査結果によると、海外への短期派遣研究者数は、調査開始以降平成30年度までは増加傾向だったが令和2年度に著しく減少し令和3年度も引き続き低水準で、中・長期の派遣者数は令和2年度に著しく減少したもの令和3年度は少し増加傾向だったという。
海外からの短期受入研究者数は、東日本大震災等の影響により平成23年度に減少した後回復したものの、令和2年度に著しく減少し令和3年度も引き続き低水準だったという。
■国際研究交流の概況(令和3年度)
https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kokusai/kouryu/1409550_00007.html