住友生命は2009年8月13日、育児中の男女3000人に対して、子育てに関する調査「子育てサポートアンケート」を実施したと発表した。子育ての育児分担において理想と現実のギャップがあることや、子育てを充実させるために医療費などの支援を求めていることなど、子育て奮闘中の父母の実態が分かる結果となった。
平均的な夫婦の育児分担の割合は夫が23%、妻が77%。夫婦の子育ての役割分担では、理想とする分担割合の平均値は夫41%、妻59%となり、理想と現実がかけ離れる結果となり、妻に育児負担が集中している実態が明らかになった。特に、現実の分担割合を夫婦で1対9と回答した女性が約4割弱と最も多く、男性よりも理想と現実認識の間に大きな差があった。
また、「子育てを充実させるために求めるサポート」では、1位が「医療費などを経済支援を国に求める」で全体の7割を占めた。2位は託児施設で、働きながら育児ができる環境を求めていることがわかった。