平成23年度の学校保健統計調査速報を発表 文部科学省


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育児・子育て 平成23年度の学校保健統計調査速報を発表 文部科学省

12月09日08時49分

文部科学省は8日、平成23年度の学校保健統計調査速報を発表した。

調査は今年4~6月、東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県は調査対象から除いた全国の5~17歳の健康診断結果から抽出した男女約65万人を対象に行った。

平均身長は男女とも各年齢ほぼ横ばいで、平均体重は男子が横ばい、女子はすべての年齢で前年より減少していた。
文部科学省が定義する肥満度(体重から標準体重を差し引いた数値を、標準体重で割ったもの)については、15歳の約10%がピークで、10人に1人が肥満になるが、全体の割合としては06年に比べると各年齢で2%前後減っている。ただし、北海道と東北、九州で全国平均を上回る県が多く、首都圏や関西は平均以下が多いと地域差が表れていて、文部科学省は「地方では車などでの移動が多く、大都市圏のほうが歩く機会が多いからではないか」と分析している。

ぜんそくが幼稚園(2.8%)と小学校(4・3%)で過去最多となり、中学校(2・8%)、高校(1・9%)は前年よ減っているとはいえ、昭和42年(いずれも0.3%以下)に比べると高い水準となっている。

■学校保健統計調査-平成23年度[速報]
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa05/hoken/kekka/k_detail/1313690.htm

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