文部科学省が10日に発表した「平成23年度体力・運動能力調査結果」によると、男女とも6歳から加齢に伴い体力水準は向上し、男子では青少年期(6~19歳)の17歳ごろピークに達するのに対して、女子では青少年期(6〜19歳)の14歳ごろピークに達する。
長期的にみると、握力及び走・跳・投能力にかかる項目は、体力水準が高かった昭和60年頃と比較すると、中学生男子の50m走、ハンドボール投げを除き、依然低い水準になっている。
新体力テスト施行後の14年間では、ほとんどの項目で横ばいまたは向上傾向がみられるが、小学生の立ち幅とび(筋パワー)、19歳男女の持久走(全身持久力) で低下傾向がみられた。