国立青少年教育振興機構は8日、「子供の生活力に関する実態調査」の調査報告書を公表した。
それによると、保護者が身につけるべきと思っている生活スキルは、「『ありがとう』『ごめんなさ』を言うこと」などの「礼儀・マナースキル」が多く、保護者が「必ず身につけておくべきである」と思っている生活スキルは、その子供も現在「できる」と答えた割合が高い傾向が見られたという。
また、保護者が「勉強以外の様々なことをできるだけ体験させている」「学校のない日にも早寝早起きをさせている」などの関わりをしているほどその子供の生活スキルが高い傾向が見られるが、「よく『もっとがんばりなさい』と言っている」などの、保護者の「叱咤激励」的な関わりの程度とその子供の生活スキルとの関連は見られなかったという。
■「子供の生活力に関する実態調査」報告書
http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/96/