通信教育講座「契約継続」と偽り詐欺 被害者250人 宮城県


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教育問題 通信教育講座「契約継続」と偽り詐欺 被害者250人 宮城県

07月03日10時39分

 宮城県警捜査2課などは2009年6月29日、通信教育講座の受講契約が続いているので登録を抹消する費用が必要だなどと偽り、6人から計約190万円をだまし取ったとして、宮城県仙台市太白区富沢2丁目、無職、伊藤雅基容疑者(38)ら男女9人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
 宮城県警の調べに対し、7人は「手っ取り早く収入を得るためだった」と容疑を認め、2人は否認しているという。

 宮城県警の発表では、伊藤雅基容疑者らは2007年7月から2009年1月まで、架空の業界団体「人材育成登録管理協会」など8団体を名乗り、通信講座を受講したことがある三重県内の女性(34)ら6人に、「契約が継続されており、登録抹消には金がかかる」などと電話で偽り、1人当たり10万~50万円、計約190万円を銀行口座へ振り込ませた疑い。

 押収した名簿などから被害は全国で約250人、被害総額は約1億3500万円以上だと調べている。 名簿には過去に通信教育講座を受講したことのある人たち数万人の個人情報が載っており、これを元に詐欺を行っていたとみている。
 また、逮捕された9人の大半は以前、宮城県仙台市内の通信販売会社に勤務していたという。

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