東日本大震災で被害の大きかった福島県、宮城県、岩手県の公立学校に文部科学省が調査を行い、結果が公表された。
調査結果は10月1日の時点で、対象は公立の小、中、高校と特別支援学校の計2278校。
元の校舎を使用している学校は2116校、他の学校や施設などに間借りしている学校は106校、仮設校舎を使用している学校は41校、休校している学校が15校だった。また、屋外活動を制限している学校が405校あった。
休校はすべて福島県の東京電力福島第1原発事故のよる警戒区域、計画的避難区域内で、屋外活動を制限している学校も福島県が368校だった。
授業時間は2254校で通常通りの授業時間を確保しており、時間を減らして対応している学校は9校だった。